音楽
朝の5:40にブログを書き出しておりますひだだい。です、どうぞー
twitterでバンドというものが消えていくというような記事?コラム?を読んだ為思う節があり、変な時間に書いております。
記事にはyoutubeでまふまふ等V系のバンドCDを買わずともビジュアル的にも音楽的にも満たされているので最近はビジュアル系バンドがR指定というバンドによってかろうじて首の皮一枚繋がっている状況です。
だからいつか今のバンドシーンも厳しくなり、youtubeの歌ってみた系の人やYouTuberのバンドで埋め尽くされ、まあ、食べてはいけないでしょうと言ったような記事が書かれていました。
たしかに、youtubeで聴くと、うめぇ人いるな、とも思うし、この曲いいなという事も多々ある。
でもどうしても心に本当に響く音楽を築いていけるのはバンドや、弾き語りなのではないかと思います。
いや、歌い手さんもすげえよ!本当に!
あんな高い声でねぇわ。とか、編集すげぇなとか、色々と感心する部分もあるしね。
おそらく自分がそんな風に器用に出来ないから認めたくない部分もあるのでしょう。
ただ、歌い手というものが売れているのは事実日本のみではないかと思うのです。
日本でライブハウスでライブをする事はよほど敷居の高いライブハウス以外は案外簡単な事です。だからこそ音楽をする事に関してはそんなに難しい事ではありません。
しかし、路上ライブをするという行為は少しずつ規制されています。
それに、CDショップでは基本的に事務所を通した人しか主にCDを置けません。
ブックオフなんかに自分でCD作りました!なんて言って持っていっても、
おめぇ、あほか?
なんて感じで買い取ったらなんてもってのほかです。
しかし、海外ではそもそもライブハウスに出る事自体が一つの壁であり、ある程度のクオリティがなければライブハウスに出るどころか、路上ライブすら出来ない所もあります。(地下鉄等は別らしい)
ただ、自分でCD作りました!なんてCDショップに持っていくと、なんと買い取ってくれるのです!
それはもし、CD作りました!なんて言って持ってきて、その当時全く売れていなくても、数年後売れてめちゃくちゃ売れるかもしれない!なんて感じで買い取ってくれるわけですね。。。
そんな感じで海外と日本ではかなり違う音楽文化をしています!
アイドルやV系バンドも言ってしまえば日本特有だし、音楽に関していうと海外と比べるとものすごーく劣っています。
それは、日本人のお金を払って物をいただく事が幸せ、自分の得と思っている点なのではないかと思います。
たしかにど正論!!!!
そりゃアマチュアバンドに2000円払うならそれ貯めて服買うなりした方がええわ!
ただ、やっぱり僕は音楽を本当に肌で、耳で、目で感じるという事はとてつもなく大きな事だと思います。
上手く歌うという事は案外誰でも簡単に出来ます。
編集しちゃえばいいんだからね。
いい曲だって、それっぽく人の曲を歌ってれば、カバーという事にしてなんだって出来ます。
でも下手なのに目が離せないというのはバンド、弾き語りでしか味わえないのではないかなと思います。
音程もピッチも楽器も下手。
でも本当に伝えたい事を、あなたに歌いたい事を本気で歌う様子は、生でしか見ることが出来ません。
それに、不器用にもその歌う姿はカッコ悪くとも響くものがあると思っています。
音楽はナマモノです。
youtube CD そりゃ無料の方がいいからyoutubeを聴きます。私だってそうします。。。
youtubeとかで聴いた音楽に胸を打たれる事はないでしょうか?
歌い手でもバンドでも。
そしたらライブに行ってみてください。
僕は今ロックンロールバンドをしていますが、正直、RADWIMPSにとても影響を受けました。
初めてライブに行った時は、自然と涙と鳥肌が止まりませんでした。
サンボマスターを生で見た時も、声を枯らして、おっさん達がステージの上で叫んでるんです。普通なら引く。。。。
でも、明日も頑張れる、どうにかやれる、そんな気持ちになったんですね。
音楽というのは本来そんなものなんじゃないかと思います。
日常で何気なく聞こえるBGMと取る人ももちろんいると思います。
しかし、頭にカミナリが走ったようにビビっとくるような瞬間を作り出せるのは機械でも、編集された歌でもなく、その人自身の気持ちが入った、歌詞メロディなのではないでしょうか。
以前福岡で路上ライブをしていた際に自分の曲を聴いて色んなことがあり落ち込んでいた方が明日も頑張っていける気がします。って言って500円のCDを1000円で買ってくれたんですね。
ビジネス的話で言うとこう言う部分で需要供給が成り立ってるのではないでしょうか。
僕らは思っている事、伝えたい事、不満、そんな物を歌にしてみんなにぶつけています。
そして皆が思っている以上にこの音楽という"仕事"は楽なものではなく、技術、メンタル、お金、そんな物を考え出すと以外にブラック企業さながらなのです。。。
でも好きな事をしてお金をもらうのであればそれだけ苦労しなければいけないのは当たり前です。それにそこまでの苦労がなければ伝わるものも伝わりません。
頭のいい効率のいいミュージシャンはトントンと行くのですが、なに分バンドマンは不器用が多く、一歩一歩しか進めません。
しかし、音楽にゴールはなく、いつまでも果てしなく先が続きます。
だからこそ、積み上げた高い所から出る悲しい言葉、切ない気持ち、応援したい気持ちは響くのではないでしょうか。
書きたい事を書き殴ったのでまとまっているか全然わからなくなってしまいましたが、バンドという音楽が絶えてしまう事は無いと思っています。
これからの時代を担うバンドが現れた時、テレビから流れた何気ない一曲があなたの人生を変える事も大袈裟ではないでしょう。
たまたま行った先で聴いた一曲が下手くそで不器用だとしても何だかいいななんて思ったらCDを買って応援してあげてみてください。
売れない時期にCDを買ってくれた人を意外とバンドは忘れません。
きっと買ってくれた人の為にも、もっと多くの人の為にも届ける為に頑張るでしょう。
物ではなく記憶を買う、その一瞬を買う、応援してみる。
そんな気持ちでライブを見に来る、CDを買ってみるのもいいのではないでしょうか。
この言葉がいつか多くの人の元に届き、少しでも音楽というものが人を救えるものであり続ける事を願います。
ひだだい。